らくだの G&L S500


S500の画像 らくだのストラトキャスターです。

1995-1997年製ぐらいの製造と思われるギターで、色は Cherryburst。
ギター好きならご存じでしょうけど、あのレオ・フェンダーとジョ−ジ・フラートンの作った会社の楽器です。大量生産で品質を低下させることなく、高品質なギターを手作りしてるっていうメーカーですね。
念のためですが、このギターは G&L USA です。

前のオーナーが Western Electric社の配線でリワイヤリングしており、オリジナルより抜けが良くなっているのだそうです。けど、オリジナルを知らない私はよく分からない...
幅広いサウンドバリエーションでオールラウンドに使え、とても気に入っています。

どういう訳だか中古価格が異常に低いので、USAのやつで程度のいいのを見つけたら即買いしても損しないと思います。多分。

ピックアップ

G&Lのオリジナルをそのまま使っています。
クリアで上質なサウンドで、ノイズも少ないと思います。当然シングルのパッシブですが、出力も結構あったりします。

回路・コントロール

ピックアップセレクタは5ポジションですが、トグルスイッチとの併用で3つのピックアップの任意の組み合わせができます。
フェンダーのストラトキャスターをお持ちの方で、ボリュームやトーンコントロールのコントロールをスイッチ・ポットに交換してフロント+リアを得るよう改造している方を時々見かけますが、このギターでは、改造を施すことなくフロント+リア、フロント+センター+リアのサウンドが得られます。スイッチ・ポットはスクラッチ・ノイズ(ガリ)や耐久性の問題がついてまわります(勿論回避方法はありますが...)ので、私はこのギターの方が実装方法としては正解だと考えます。
トーンコントロールは Treble Cut / Bass Cut となっており、動作が逆です。

ボディ

アッシュらしいのですが、軽いです。スワンプ・アッシュ(ライト・アッシュ)かな?
この色が気に入ったのですが、同色のフェンダー新品2本と比べた結果、この中古G&Lにしました。勿論フェンダーが悪かったわけじゃないです。こっちが安くて良かったんですね。

ペグ

シュパーゼル(SPERZEL)トリムロックっていうロッキング・ペグです。
このギターを入手した時はこのペグのことをよく知らなかったので、「ポストが低いなー」なんて文句言ってました(笑)。

ブリッジ

ロックタイト・ブリッジ、デュアル・フルクラム・トレモロ(???)
なんか長ったらしー名前ですが、トレモロはこの構造が必須ですね。(なんて勝手な事を言ってますが、普通のトレモロよりいいのは確かです)
細かい部分の違いは勉強不足でよく分かりませんが、フェンダーだと2ポイント・シンクロナイズド・トレモロっていうのと、何だか似たようなモンみたいです。
フロイド・ローズのナイフ・エッジではアームを放すと音が揺れたりしますが、なぜだか知らないけどこいつは揺れないです。

弦はだいたい D'Addario EXL12 を使用しています。