らくだのストラトキャスターです。 2004年製、色は Aged Cherry Sunburst。何だか長ったらしいけどこのヒトの名前は「Fender USA American Deluxe ASH Stratocaster (S-1) ACS」っていうそうな。そんで「50周年ネックプレート仕様」ってのを付けると完璧だそうです。この長ぁい名前で分かる人には分かるそうで... とても美しいギターです。随分悩んだんですが、中古で安くなってたんで思い切って入手。 私もとうとうFenderに手を伸ばしてしまいました。意味不明ですが何だか負けちゃったような気分です(笑) ちなみにパーツの交換は前のユーザーも私も行っておりません。オリジナルのままです。 定番ギターですから私のような若輩者が何も言う事は無いんですけど、G&LのS500とはまた違った意味で素晴らしいギターと感じます。逆に、このギターに決して負けてないところがG&Lの素晴らしいところですね。 |
ピックアップ3 Samarium Cobalt Noiseless(サマリウムコバルト・ノイズレス)ってので、フェンダー・オフィシャル・ファン・クラブの説明によると「クラシカルなサウンド」とのこと。どうしてもG&Lとの比較になっちゃいますが、S500と比べて素の音は細いような。後述しますがスイッチ押すとS500より音がでかい感じになります。どっちがいいとかは言い切れないので言葉で表すのは難しいですね。 なお、S500は配線をええのんにやり替えてます。ピックアップだけじゃなくて配線や半田等が音に良い影響を及ぼしているのかも知れませんね。 |
回路・コントロールピックアップセレクタは普通の5ポジションです。G&LのS500のような3つのピックアップの任意の組み合わせは出来ません。と、ここまでは普通のストラト。キモはS-1スイッチ。ボリュームノブの頭んところがボタンになってて、押す事でON/OFFできるのんです。からくりは知りませんが、これ押すと、なんて言うか音圧が上がるような感じ。 スイッチポッドなんで、耐久性にはちょいと疑問が残りますが、私の場合今のところ押す用事が無いので良しとしてます。 |
ボディアッシュですが、軽いです。G&LのS500とおんなじぐらいだと思います。塗装はポリ。私は塗装に関してはこだわりはありません。ポリでええと思っています。 ピックガードはこのボディカラーだと最初からホワイトパールが付いてきます。柾目の木目と相まって、とっても品良くキレイですね。 ネックプレートにはストラトキャスター50周年の刻印。このギターが生まれた2004年は1954年にストラトキャスターが生産開始してから50周年だったんですね。プレートはコンタード・ヒール、1弦側の角が大きく丸めてあります。50年前のストラトキャスターの基本形を残しながら、現代のギターであることをあちこちで主張していますね。 |
ペグどこの製品かは知りませんが、シュパーゼル・トリムロックと同様のロッキング・ペグです。操作性も精度もトリムロックと同等だと思います。 ロッキングペグって、今ではすっかり慣れちゃいましたけど、随分便利なもんが世の中にはあるんだよねってのを時折思います。 |
ブリッジ「アメリカン・スタンダード・トレモロをベースにしたスティールサドル・2点止め・ナイフエッジ・シンクロナイズドトレモロ」ていうのんだそうです。ナイフエッジは1枚で充分な感じ。構造も調整の仕方もG&Lのんとおんなじです。 弦はだいたい D'Addario EXL140 を使用しています。 |