らくだの Guild F-212SB


F-212の画像 らくだのFシェイプ・アコースティック12弦です。

1977年製で、Fシェイプですから G-312 ほど生の鳴りは良くないです。
電気通す時は多分Fの方がいいんでしょう。余計な胴鳴りが少ないでしょうから。

F-212の画像

F-212の画像

F-212の画像

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ボディ・トリム・ブレーシング

トップはスプルース、サイドは・バックはマホガニーです。
ギルドのサンバーストって焦げ茶ってゆうか、濃いアメ色なんですよねー。サンバーストはチェリーの方が好きなんだけど。
ピックガード端に塗装のクラックが入ってますが木部は大丈夫のようです。恐らく湿度変化による伸縮によるものでしょう。
30年近く経過していますが、トップの浮きは無いようです。ギルド社は12弦に6弦とは異なるブレーシングを施していると聞きます。


ネック

マホガニーです。
ギルドの12弦にはロッドが2本入っており、12弦の強力な張力に耐える構造になっています。その分重たくて太いですが。
弾きやすさはギブソンの方が断然上ですね。
指板はちょっと明るめのエボニー。


ブリッジ・サドル

エボニー・ブリッジです。
ちょっと明るめの、木目の縞模様がハッキリしてるローズウッドみたいなエボニーですが、真っ黒なんより強度は高いそうな。
このギルドも一度剥がして貼り直した跡があります。
サドルは象牙っぽいです。


ペグ

6連のオープンバックタイプのミニチューナーが並んでいます。これだけでも相当重いんでしょうね。


ピックアップ

今のところ L.R.Baggs の M1 を、エンドピンの加工無しで使用しています。
B-Band がちょっと失敗だったので、慎重です。

弦は D'Addario EJ38 を使用しています。